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介護職の専門性や経験を給与に反映させやすくすることで、介護の質の向上と、介護職の定着を目指す。
「緊急通報ボタンを間違って押してしまった時は、下のつまみを引き上げて復旧して下さい。30秒以内なら通報されません」
東京都稲城市にあるシルバーハウジング「シルバーピア 都営多摩ニュータウン長峰三丁目団地」の団らん室で今月20日、緊急通報システムの使い方の勉強会が開かれた。生活援助員の川口律子さん(58)が30分ほどかけて丁寧に説明し、参加した入居者9人が熱心に耳を傾けた。
東京・西東京市、東久留米市にまたがる都市再生機構の「ひばりが丘団地」(2714戸、187棟)は、半世紀前に完成したマンモス団地の先駆けだ。老朽化のため、1999年から建て替えが始まり、すでに16棟が新築された。
新築棟の売りが、バリアフリー仕様だ。出入り口にスロープを設置。室内の段差を解消し、手すりも付けた。団地自治会の川村益之事務局長(67)は、来年2月に自身が入居する予定の9階建て新築棟で、「廊下の幅は広めで、浴室と脱衣室の段差もない。これなら、車いすになっても生活に支障がない」と話す。
介護人材の確保を目指し、厚生労働省は19日、介護福祉士や社会福祉士を養成する大学や専門学校で学ぶ学生に対し、入学時に20万円、卒業時に20万円の計40万円を無利子で貸し付ける財政支援策を実施する方針を決めた。
介護職の国家資格である介護福祉士を養成する専門学校などの入学者が定員の半数を割るなど人材不足が深刻化しているのを受け、学費を援助することで入学者増を目指す。
7月に発足した舛添厚生労働相直属の検討会が、2025年を視野に、介護や高齢社会のあるべき姿を議論してきたもの。今後、取り組むべき課題とし て、〈1〉高齢者の地域参加の推進〈2〉介護の質の向上〈3〉介護従事者にとっての安心と希望の実現――をビジョンとして打ち出した。